"Feeding The Whole Family" という本、今気に入ってます。
一応クックブックなので半分はレシピだけど、「もっと”Whole Food"を食べましょう、こんな感じで料理したらいいのです」、といろいろためになる情報が多いのです。
作者のCynthia Lairさんは、健康と栄養のカウンセラーで教授もしていて、ホールフードクッキングのプログラムをずっと教えている人。
これを読んでいて、ぜひこの人のクラスで学んでみたいと思いました。彼女の食に対する考え方って、一番自分の理想のものに近いかもしれません。
まず”ホールフード”ってなんのことなのか?一言でいうなら、畑や海で収穫されてやって来たそのままの食材。挽いてあったり、乾燥、冷凍させてあったりしても、なるべく手の加えてないもの、加工がされてない、もちろん添加物などの入ってないもの。
要するに、”本当の食べ物”だと自分は思ってます。
この本の中では、、、
作者もベジタリアンに近いんだけど、別に肉類は絶対に使いませんというのではなくて、その肉や魚が、ちゃんと人道的に育てられた家畜のものや、自然から捕獲したもので、もちろん危険な薬品も与えてない、安心して食べられるものだったら、食べてもかまわないということ(もちろん大量はよくないけど)。
乳製品や卵も同じ。で、栄養をまんべんなく摂取するためには、むしろ全然食べないよりは少しずつ食べたほうがいいということ。
これは牛乳ではなくて、チーズやヨーグルトなどのこと。もともと牛乳は人間の腸には消化しにくいものだけど、これを昔の人たちは分かっていたので、乳酸菌などを加えて発酵させたヨーグルトやチーズを作り出したと言います。 これで牛乳に含まれるラクトースの大部分が分解されるため、チーズやヨーグルトだと牛乳を飲むよりも消化がされやすいそうです。
これは自分が数年前から実践してきて実感してること。
牛乳を飲むのをやめたんですが、腸の調子が以前よりもずっといいんです。腸に負担をかけていない感じっていうのかな、、でもチーズやヨーグルトはたくさんじゃなければ食べても大丈夫みたいなんです。
卵も栄養価が優れているものだから、肉を食べない人でもちょっとは食べたほうがいいのかな、と自分も思います。
ビタミンB12って、動物性のものにしか含まれない栄養素らしいです。ということは、ビーガン(純菜食者)だと、サプリメントでしかとることができないわけです。サプリメントを飲まないと栄養をまんべんなく採れないと言うのは、、、やっぱりおかしいんじゃないかと最近疑問に思っていたところ。サプリやビタミン剤は人工的なものだし、やっぱり自然じゃないし。。。
乳製品も卵も、自然に育てられた牛やニワトリのものを選ぶようにするのが、動物のためにも環境のためにもベスト。高いからと躊躇はするけど、他のホールフードをまんべんなく食べていれば、何も毎日食べなくてもいいのです。カルシウムだって野菜や海藻にも十分入ってます。それに自然に育てられた家畜の乳や卵の栄養価は、そうでないよりもずっと高いので、やっぱり価値はあるんですよね。
なので私も、近い将来ニワトリを自分で飼って、卵を頂戴したいという目標があります。
あと作者は、マクロビもかなり通なんだと思うけど、そこに縛られすぎてはいなくて、もっと融通の利いているという感じがしました。
マクロビでも言われているように、漬け物やみそ、納豆、ピクルスなどの発酵食品って、消化を助けるのにすごく大事な役割を果たしている物なので、毎日欠かさずとったほうがいいのですが、この作者も同じように言ってます。海藻も同じく。
だから、アメリカ人の書いた料理本だけど、材料には、
shoyu、 miso、 hijiki、 nori、、、など、
そんな日本の基本的な食材も多く出てきます。これを知ってるアメリカ人は、やっぱりマクロビをやってる人たちだろうなぁ。。。
他にも、興味深いことが。
今のアメリカも健康ブームで、何でも soy (大豆)を使った製品が多く出てるけど、それはいいこととはちょっと違うとか、、、確かにそうと思いますよね。
それで、
ホールフードを料理したら、ちゃんと家族そろってテーブルに集まって、楽しく食事をするようにとも。そうすることで、実は栄養の吸収率も高まるそうです。
忙しさに追われて、今の時代はゆっくり食事の時間がとれなかったりするけど、 できるだけおいしそうに盛りつけして、子供たちにもテーブルをセッティングする準備を楽しくさせて、、、と、ほんとに同感。うちの子たちは、最近まったく手伝ってくれませんからねー、どうにかしないと。。。
ただ、食べたことない食材を出すと、必ずと言っていいほど「ウェ〜」とか子供たちの口からは出てくるので(笑)、 作る側もかなりな努力と辛抱が必要ですけどね〜。
やっぱり、親が見本を見せるのが一番大事だそうです。
子供にはダメと言うのに、大人用にとアイスクリームを隠してあったり、コーラなどの飲み物が冷蔵庫にいつも入ってたり、、、とそれでは矛盾すぎますよね。
うちの義理姉夫婦が「子供たちに炭酸飲料を飲ませるのやめたの〜。」なんてエラそうに言いながら、自分たちはしっかり子供たちの前で飲んでましたからね(笑)。これでは子供が納得しないはず。
でも、考えすぎないで、柔軟になりなさいと書いてありました。
よばれたバースデーパーティで、添加物だらけで砂糖もいっぱいだからと、そこで出された ケーキ(←主にアメリカのデコレーションケーキ)を食べさせないなんて、そこまではしないようにと。
お楽しみがないと、誰だってやっていけませんからね〜。
うちでできるだけホールフードに慣れさせていれば、時々そうじゃないものを食べたって大丈夫。そのうち子供の体も分かってきて、ジャンクフードを食べたあとは体にいい物を欲しがったりと、自然にバ ランスを取るようになってくるそうです。
私ももっと観察するようにしなきゃ。
一応クックブックなので半分はレシピだけど、「もっと”Whole Food"を食べましょう、こんな感じで料理したらいいのです」、といろいろためになる情報が多いのです。
作者のCynthia Lairさんは、健康と栄養のカウンセラーで教授もしていて、ホールフードクッキングのプログラムをずっと教えている人。
これを読んでいて、ぜひこの人のクラスで学んでみたいと思いました。彼女の食に対する考え方って、一番自分の理想のものに近いかもしれません。
まず”ホールフード”ってなんのことなのか?一言でいうなら、畑や海で収穫されてやって来たそのままの食材。挽いてあったり、乾燥、冷凍させてあったりしても、なるべく手の加えてないもの、加工がされてない、もちろん添加物などの入ってないもの。
要するに、”本当の食べ物”だと自分は思ってます。
この本の中では、、、
作者もベジタリアンに近いんだけど、別に肉類は絶対に使いませんというのではなくて、その肉や魚が、ちゃんと人道的に育てられた家畜のものや、自然から捕獲したもので、もちろん危険な薬品も与えてない、安心して食べられるものだったら、食べてもかまわないということ(もちろん大量はよくないけど)。
乳製品や卵も同じ。で、栄養をまんべんなく摂取するためには、むしろ全然食べないよりは少しずつ食べたほうがいいということ。
これは牛乳ではなくて、チーズやヨーグルトなどのこと。もともと牛乳は人間の腸には消化しにくいものだけど、これを昔の人たちは分かっていたので、乳酸菌などを加えて発酵させたヨーグルトやチーズを作り出したと言います。 これで牛乳に含まれるラクトースの大部分が分解されるため、チーズやヨーグルトだと牛乳を飲むよりも消化がされやすいそうです。
これは自分が数年前から実践してきて実感してること。
牛乳を飲むのをやめたんですが、腸の調子が以前よりもずっといいんです。腸に負担をかけていない感じっていうのかな、、でもチーズやヨーグルトはたくさんじゃなければ食べても大丈夫みたいなんです。
卵も栄養価が優れているものだから、肉を食べない人でもちょっとは食べたほうがいいのかな、と自分も思います。
ビタミンB12って、動物性のものにしか含まれない栄養素らしいです。ということは、ビーガン(純菜食者)だと、サプリメントでしかとることができないわけです。サプリメントを飲まないと栄養をまんべんなく採れないと言うのは、、、やっぱりおかしいんじゃないかと最近疑問に思っていたところ。サプリやビタミン剤は人工的なものだし、やっぱり自然じゃないし。。。
乳製品も卵も、自然に育てられた牛やニワトリのものを選ぶようにするのが、動物のためにも環境のためにもベスト。高いからと躊躇はするけど、他のホールフードをまんべんなく食べていれば、何も毎日食べなくてもいいのです。カルシウムだって野菜や海藻にも十分入ってます。それに自然に育てられた家畜の乳や卵の栄養価は、そうでないよりもずっと高いので、やっぱり価値はあるんですよね。
なので私も、近い将来ニワトリを自分で飼って、卵を頂戴したいという目標があります。
あと作者は、マクロビもかなり通なんだと思うけど、そこに縛られすぎてはいなくて、もっと融通の利いているという感じがしました。
マクロビでも言われているように、漬け物やみそ、納豆、ピクルスなどの発酵食品って、消化を助けるのにすごく大事な役割を果たしている物なので、毎日欠かさずとったほうがいいのですが、この作者も同じように言ってます。海藻も同じく。
だから、アメリカ人の書いた料理本だけど、材料には、
shoyu、 miso、 hijiki、 nori、、、など、
そんな日本の基本的な食材も多く出てきます。これを知ってるアメリカ人は、やっぱりマクロビをやってる人たちだろうなぁ。。。
他にも、興味深いことが。
今のアメリカも健康ブームで、何でも soy (大豆)を使った製品が多く出てるけど、それはいいこととはちょっと違うとか、、、確かにそうと思いますよね。
それで、
ホールフードを料理したら、ちゃんと家族そろってテーブルに集まって、楽しく食事をするようにとも。そうすることで、実は栄養の吸収率も高まるそうです。
忙しさに追われて、今の時代はゆっくり食事の時間がとれなかったりするけど、 できるだけおいしそうに盛りつけして、子供たちにもテーブルをセッティングする準備を楽しくさせて、、、と、ほんとに同感。うちの子たちは、最近まったく手伝ってくれませんからねー、どうにかしないと。。。
ただ、食べたことない食材を出すと、必ずと言っていいほど「ウェ〜」とか子供たちの口からは出てくるので(笑)、 作る側もかなりな努力と辛抱が必要ですけどね〜。
やっぱり、親が見本を見せるのが一番大事だそうです。
子供にはダメと言うのに、大人用にとアイスクリームを隠してあったり、コーラなどの飲み物が冷蔵庫にいつも入ってたり、、、とそれでは矛盾すぎますよね。
うちの義理姉夫婦が「子供たちに炭酸飲料を飲ませるのやめたの〜。」なんてエラそうに言いながら、自分たちはしっかり子供たちの前で飲んでましたからね(笑)。これでは子供が納得しないはず。
でも、考えすぎないで、柔軟になりなさいと書いてありました。
よばれたバースデーパーティで、添加物だらけで砂糖もいっぱいだからと、そこで出された ケーキ(←主にアメリカのデコレーションケーキ)を食べさせないなんて、そこまではしないようにと。
お楽しみがないと、誰だってやっていけませんからね〜。
うちでできるだけホールフードに慣れさせていれば、時々そうじゃないものを食べたって大丈夫。そのうち子供の体も分かってきて、ジャンクフードを食べたあとは体にいい物を欲しがったりと、自然にバ ランスを取るようになってくるそうです。
私ももっと観察するようにしなきゃ。
↓ランキングに参加してみました。励ましクリック頂けると嬉しいです。
No comments:
Post a Comment