7.13.2011

アナの手術

手術をしてから2週間になります。
アナの病気、というかこれは病気には当てはまるのか今でも疑問だけど、、、症状とでもいうか、ちょっと詳しく説明します。

日本語では、脊椎側湾症(せきついそくわんしょう)、英語では Scoliosis といいますが、私はアナが最初これだと診断されるまで全然聞いたこともありませんでした。
日本の学校では健康診断の時に、検査をやっているところもあるらしいけど、、、私は全く覚えがありません。アメリカの学校でも、昔から検査をやっているところはあるらしいけど、、、これまた今まで通った学校ではひとつもありませんでした。

結構ショッキングなんですが、こういう↓リンクで写真と説明を見てもらうと分かりやすいと思います。

慶応義塾大学病院 KOMPAS
東京都予防医学協会

要するに背骨が曲がっているのですが、多くのケースは成長期にひどくなってくるんだそうです。
そしてほとんどは女の子にみられて、男の子は少ない。実際のところ、アメリカだけで年間、約2万人の子供、大人も入れれば約3万8千人 がこの手術を受けているんだそうですよ〜。すごい数。
ごく軽い症状の人も含めれば、アメリカの人口の100人に3人くらいは、脊椎側湾症の症状があるって書いてあったような。。。でも日本だと1000人に3人くらいって載ってるし、どうもアメリカの方が多いのか。。

アナはだいぶ前からかなり猫背気味で姿勢は悪かったのです、で、10歳過ぎた頃ぐらいかな、、、ひどくなってきたなぁと思っていたら、背中の肩甲骨の下のところが、片側だけコブのように盛り上がってきました(上のリンクの写真にもあります、そこまでは突き出てなかったけど)。真後ろからの見た背中は、そんなにS字のように曲がってはいなくて、肩も腰の位置も左右水平だったんだけど。。。
これは人それぞれちょっと違うみたいだけど、背骨がS字、というか実際にはもっと複雑に立体的にうねっているんだそうです。

もともと片足がちょっと短いとか、片方の肩が下がってるとかで、こうなってくるケースもあるけど、 原因の分からない、成長期から症状が出てくるタイプがほとんどみたいです。
遺伝だったり、でも全然遺伝とは関係なかったり(うちも両方家系にはありませんでした)、、、とにかくまだよく分かっていないのが現状のよう。

この背骨をまっすぐにする手術は、100年くらい前から行われていたらしい。。。
でもはっきりいって、未だにこの手術は、矯正目的でしかなくて、まあ整形手術のようなもので。
どうして背骨が曲がるのか、その原因は分からないわけだし、その原因がなくなったわけではないので、症状を”治した”ということにはなってないのです。

手術の方法は実際、脊椎にロッドとスクリューといった金具を取り付けて、それで背骨をまっすぐにします。
上の写真にも付けた後のレントゲン写真があるけど、、、ぞっとしますよねー。これが、一生自分の背中に入ってるんですよ。アナもこの状態でずっと生活していくことになるんです。。。

でも、はっきりいって無理矢理曲がっている物を真っすぐに押さえつけてるようなものだから、当然、後から支障が出てくるケースもあるわけで。
また背骨がカーブし続けてきたり、ひどくなると、留めてる金具が壊れたり。。。
そこまでならなくても、首や腰の痛みがひどくなって、痛み止めなしでは生きられない状態になったり。
全体的に、手術を受けた人の5〜10%は、また将来手術をやり直す羽目になってるらしい。

という結構なリスクがあるんだけど、、、ドクターからはあまりリスクのことは聞かなかったのです。自分でネットでいろいろ調べてるうちに、あーそうなのか〜って。
でもこのまま放っておいても、もっとカーブは悪くなるし、そうなると今度は、頭痛や腰痛、肺などに影響が出てきて健康にはよくないし、やるんだったらやっぱり成長期の今のうちのほうがいいようで。
手術をするかしないか、選択する余地もなかったような。。。
曲がり具合の角度で、まだ軽ければ矯正の装具を着用させられる場合もあるけど、実際にはあまり効かずに、何年か頑張って装具を着たあげくに、結局は手術をする羽目になった子たちが多いようです。

アナの状態では、矯正の装具はもう遅いし効かないということだったので、手術をするしかないということでした。
アメリカでは手術をするのが一般的なんだと思う今は。もし日本の病院だったら、、、どうなっていたかな〜?

今でも夜な夜なネットで検索してみたりしてるんですが、医学界にも、中には手術に反対の医者もいることはいました、違う方法で治せるんだと。でもまだまだ表に知られていないぐらいだから、実際は効かないのかもしれないし、そこのところ全く分かりません。
カイロプラクティックの専門家でもいました、手術はしないで治せるとかって。
でも、どこのカイロプラクティックでもその治療は出来るというわけではなくて、その専門家のところでしかやってないし(違う州、手術に反対の医者のいるところもそう)。普通のカイロに通ったってダメだし。


とにかく、もう手術はしてしまったのだから遅いけど、、、これから出来ることはないかと考え中です。
例えば、手術をしたあとでも出来るヨガとかエクササイズとか。そういうのをやって、背骨がまた曲がらないように予防できるんじゃないかと。
ヨガインストラクターでも、自分自身が2度この手術を経験して辛い思いをしたという人もいました。ヨガで回復して、今では手術をした人を専門に教えているとか。
そういうところに通えたらいいけど、実際近くには居ないだろうなぁ。

はぁ〜、、、今はよくても、数年後になって痛みが出てきたらどうしようとか、心配ではあるのです。


ところで、術後2週間の本人はというと、、、
そろそろもっと歩き回ったりした方がいいのですが、あまりやる気がないようでダラダラしてる(苦笑)。稀な病気じゃないし、同じ経験をした子も多くいるからと勇気づけられて、もうそろそろ前向きにシャキッとして欲しいのだけど、どうもまだちょっと惨めな気分がするみたい。。。

背中に何かが入ってるという感触はないはずだけど、なんかヘンな感じだと言っていたり、ずっと前かがみだった体が急に真っすぐになったので、お腹や背中の筋肉もちょっと痛いようだし、、、内蔵の位置なんかもそれぞれちょっと変わってるんじゃないかな。だからあちこちおかしく感じるのは当たり前ですよねぇ(書いてて背筋がゾゾってする〜)。

今はまだ、背中を丸めたり、ひねったり、重いものをもったり、ということをやってはいけないけど、それ以外は普通の生活をしていいんです。もちろん運動はまだできないので、ウォーキングだけはしてOK。というかした方がいいんだはず、落ちてる筋力をもどさないといけないので。
今後は、学校が始まる頃には普通に通えるようになります。でも、重いバックパックなんてまだ背負えないだろうし、体育も、半年か1年か、待たないといけないはず。学校にも話して、ちょっと特別扱いしてもらわないといけないですねー。
経過にもよるけど6ヶ月ぐらいしたら、自転車に乗ったり軽いスイミングをしたりとできるようになるのでは。そして1年経てば、スポーツもたいていのことは出来るようになるみたいです(フットボールとかホッケーのような体当たりするものを除いては)。

背骨の範囲、どれだけにこの手術を施したかにもよるけど(範囲が長ければ長いほど柔軟性が無くなるので)、、、体験談によると、手術前のようにまた水泳選手に戻ったという子や、ダンス、テニスで活躍している子もいるようです。
すごいな〜、あんなものが背中に入ってるのに!(またゾゾ〜)
でも、何十年も前に比べれば、今の技術も金具の性能もかなり進歩しているだろうから、、、アナも何も問題なく残りの人生過ごせればいいなと。


長くなりましたが、脊椎側湾症、知っておいて損はないと思います。子供のいる方(特に10歳ぐらいからの)、ぜひぜひ時々チェックしてあげてください。早期発見できればに越したことはありません。

女の子たちの体験談とか、手術についての疑問とか、患者である子供たち向けのサイトなんかもアメリカにはあって役に立ちます↓。
i scoliosis.com

あ、あと手術後、得したこと(?)もあって、、、
アナはなんと、3〜4センチぐらい背が一気に伸びました。よくあることだそうです。
私の方がまだ微妙〜に高かったのに!一日でとっくに追い越されましたよ〜。
でも、ある日起き上がったら、突然背が高くなってるんだから、普通に歩けなくて変な感じがするのは当然ですよね〜。




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