12.02.2011

ついに完了!トイレ・トレーニング

2歳の誕生日を過ぎてからだったから、かれこれ半年になるかな、、、ずっとオリバーのトイレ・トレーニングをしていました。
それがここへ来て、ようやく完了に近づいてきました。いままで大変だったけど、やっと楽になってきたところです。
というわけで、これまでのトイレ・トレーニングの記録を書いておこうと思います〜。


上のふたりの時はもっと始めるのが遅くて、3歳間近にしてなんとか完了、という感じだったけど。。。
今回は、オリバーが生まれる前からもっと納得のいくトイレ・トレーニングのことを知って、本まで読んだりしてました。
”EC (Elimination Communication) ”といって、赤ちゃんは生まれたときから実はトイレ・トレーニングすることが可能なんだという、それが自然なことなんだという考え方。

新生児でも、排泄をしたいときには何らかのサインを出しているもので、私たちはそれを読み取って、すかさずおまる(になるような容器ですねこの場合は)を当ててやったり、もうちょっと大きくなったら、おまるの上に支えながら座らせてあげたり、そうしながら進めて行くというものなのです。
でもこれを実践するにはまず、紙オムツを使わない方がいい。おむつは布オムツになるけど、できるなら、オムツを何も当てない方がよいという、、、私たちの忙しい現実の暮らしの中ではほぼ不可能 !な方法なのです。

最初からまずうまくできるはずはないし、1日何回もカーペットや布団を濡らされたのではたまったものではありません。
そう、でもこれは、完璧な生活環境の整った先進国に住む者にとってはの話で、家の中と外の区別のつかないような暮らしをしている途上国に住む人たちにとっては、なんてことない難しくない話なのです。
子供がパンツもおむつもつけないで歩き回ってるような国では、1歳2歳で簡単に自分でできるようになるのが普通だそうです。それにお母さんたちも、紙オムツなんていう便利なものは使いませんから、赤ちゃんがトイレに行きたい時がすぐに分かるようになるんだそうです。

オムツに頼ってしまってるがために、トイレ・トレーニングがストレスになってしまっている私たちの社会。オムツメーカーとしては、できるだけ長くオムツをはいてて欲しい。3歳4歳になっても、オムツをはいてて当たり前のような社会が作り上げられているんですねぇ。。。

と、ここまでお勉強したので、何をどうしたらいいのか頭では分かっていました。
新生児の頃から、排泄したいというサインも観察してみたけど 、、、やっぱりそんなにうまくはいかなかったですねぇ。産後の睡眠不足で疲れてる母さんにとっては、それどころじゃなかったとも言える(苦笑)。
確かに新生児の頃から、容器を当ててあげると、その中にちゃんとおしっこしてくれたこともありました。でも!やっぱり、この忙しい暮らしの中では難しかった〜。。。他に子供もいるし、つきっきりと言う訳にはいかないし、自分にはムリでしたねぇ。
できるだけ布オムツも使うように頑張った(つもり)だけど、、、やっぱり、パートナーである旦那さんが布オムツを進んで使ってくれないと、これもまた続かないし。

そんなこんなでズルズルとやっているうちに、あっというまに2歳になってしまいました(笑)。
その間、日本からアメリカへ引っ越しとか、ホテル暮らしが2週間ぐらい続いたりで、それどころではなく、布オムツさえもなかなか使えなくて。

それからあとになってですね、”EC”はともかくとして、今度は”3日間でできる集中トイレ・トレーニング”という方法を知りました。
トイレ・トレーニングをすると決めたら、いつするか予定を立てて、3日間子供につきっきりで他に予定もいれないで、オムツも履かせないで、ひたすらそれだけに集中してやるのです。
そうすると、子供は以外とあっさり出来るようになるという。

自分もよしこれをやるぞ!と決めて、3日間取り組んでみたんだけど、、、結局、準備不足というか、集中の仕方が足りなくて、中途半端になってしまい、、、3日間ではムリでした(苦笑)。
これは家族の協力も必要なんだけど、旦那の協力と理解が足りなかったのもダメでした。たとえば、自分が食事の準備をしているときは、必ず他の誰かがつきっきりで見ていて、ちょくちょくトイレに誘うというように、ほんとに集中しないとできないんです。誰も見ていない時に限って、その辺でジャ〜っとやってしまいますからねぇ。。。
3日間は外出もしないようにして、3日目になってだいぶ出来るようになっていたらちょっと外出してみてもいいけど、紙オムツは付けないで。車におまるを載せて一緒に持って行くぐらい、もうほんとに徹底しないといけないのです。

うまくいかなかったら、またしばらくしてから気を取り直して、また3日間をやり直すのがいいみたいだけど、、、うちの場合は結局それから半年間、家に居る時にはパンツをはかせて、ひたすらトイレに誘ってと、毎日普通にトレーニングする結果になりました。

ハッキリ言って、超たいへんでしたよ〜。ほとんどの部屋はカーペットだし、一日何度も何度もパンツを手洗いする日々。
それでも「叱ってはいけない」という 基本のルールを守ってひたすら辛抱という感じでした、いや、堪忍袋の緒が切れてる日も確かにあったと思う(笑)。
「おっ、今日はいい感じ」という日もあれば、「もうやめた!やってらんない!」という日もあり。ずっとその繰り返しで、多分オリバー本人も、途中ストレスになっていたんだろうな〜。
外出する時にはやっぱり怖いから(特にお店に行くときなど)と、紙オムツをはかせてしまっていたし、オムツにはしてもいいのにパンツはダメ、とオリバー自身を混乱させるような矛盾なやり方でしたね。。。

でも、2歳半になって、何を思ったのか、ふと自分から毎回トイレに行くようになったのです。
やっぱり、幼児って分かんない(笑)。今まで嫌いだった食べ物が突然好きになるような、そんな勝手な変化ですねぇ。はぁ〜、こっちは半年間気ままに振り回された気分です。

2歳になったばかりに始めたというのが早すぎたかと言うと、実際はそうでもないんだそうですが。。。
”3日間集中トレーニング”は、1歳半になったらできるといってました。実際1歳半から2歳半ぐらいまでがいいらしくて、それより遅くなると今度は余計難しくなるそうです。
1歳半になったときに試してみたかったけど、確か寒くなって来た頃だったからもうちょっと待つことにしたんだったはず。

今年は寒くなる前に出来るようになってよかった。こんな手荒れのひどい時期にパンツの手洗いはゴメンです(笑)。
今では一日一度も漏らさずに過ごせるがほとんどになってきました。
寝るときはオムツをつけるけど、ちゃんとトイレに行ってからベッドに入れば、朝までしないことがほとんどです。朝起きた時に機嫌が悪くて、トイレに行くのを拒んだりしているうちに遅れてしまうと、オムツにやってしまうことはあるけど。
外出も、散歩や公園に行くというときはオムツはつけないけど、時間のかかる買い物に行くときは一応つけてます。でも最近では、お店のトイレの場所を覚えていて、自分からトイレに行きたいと(する必要がないときでも)言ってくれるようになりました。


ふぅ〜、これでだいぶ楽になりました。思えば長い道のりであった…(しみじみ)。




↓ランキングに参加してみました。励ましクリック頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ナチュラルライフへ

No comments:

Post a Comment