イチゴ摘みとジャム作り

先週の土曜にやっと、今年も近くのストロベリーファームにイチゴを摘みにいってきました。

先月からずっと行こう行こうと思いつつも、何かと忙しくてなかなか機会がなく。

もうそろそそシーズンも終わりなので、あまりたくさんは残ってなくて、こんだけ摘むのにちょっと大変だったけど。

去年みたいに、オリバーが摘んでるそばから食べてしまう、、、ということがなかったので助かりました。今年はさすがに、摘んでからお金を払って、それから洗って食べるんだ、ということを理解してくれた様子。

１パウンド＄２、これで５パウンドくらいだったかな？
大きさも形も、味もまちまちだったような気がするけど、、、
ローカルの生産者のファームから、直接自分で採ってきたものだから、その価値は十分にありです。
”楽しく労働して、自分の食べる物を収穫する”って、ぜひぜひ子供の頃から身近に体験して欲しいもの。


そして帰ってから、子供たちに食べ尽くされる前に、
今年はちょっと多めにジャムも作りました。

そろそろ自分も、本格的なビン詰めの仕方を勉強して、長期保存出来るものを作りたい！

アメリカのカントリーライフでは、夏に収穫した野菜や果物を、ビン詰めにして冬に備えるのが一般的。ファーマーズマーケットに行くといつも、ビン詰め歴何十年のプロなおばあちゃんたちが、いろんな種類の自分で作ったジャムなどを売ってます。あれがうらやましい〜。。。

でもビン詰めするには、ビンと蓋をはじめ、大きくて深い鍋とか、ちょっとした道具も必要になってくるのでなかなか、、、なのですが、とりあえず今年は、うちにある道具を使って長期保存用にビン詰めしてみました。

ビンはうちには実はたくさん常備してあります。というか、プラスチックが好きではないし、ビンが可愛いので好きなのです（笑）。

乾物などを入れたり、子供たちの鉛筆立てにしたり、、、あらゆるところに使ってます。

一番一般的なのは、Ball Jars。

あと自分は去年初めて、Weck のビンもまとめて買ってみました。ドイツのだったかな？日本でも雑貨屋さんなどにあるけど、アメリカではまだ店先においてあるのは見たことがなく、、、直接メールオーダーしました。自分が買った時はなんとまだオンラインショップがなくて、プリントしたフォームを郵便で送ったけど、今年はネットショップできるようになったみたいです。Ball Jars よりも値段はするけど、とにかくかわいい。

ジャム自体には、イチゴと砂糖の他に、ペクチンも入れました。

ペクチンは、リンゴなどの果物からとれる成分なので自然なものです。なくてもジャムは作れるけど、市販の固めなジェリー状のジャムをつくるにはこれが必要です。ペクチンが多く含まれる果物とそうでないものがあって、イチゴなどはあまり含まれていない果物なので、固めに作るにはペクチンを加える必要があるのだそうです。

レモン汁を入れてもいくらかその効果もありますよねー。でも、何十分って煮詰める必要があります。ペクチンを使う作り方 だと、煮詰める必要がないので（イチゴは最初にある程度つぶしておきます）、煮立ったらすぐに火を止めて出来上がりです。だから味がフレッシュで、ビタミンC なども壊れずに残っているという利点があるんだそう。

で、出来上がったジャムを、沸騰殺菌したビンに入れて、蓋をし（これも殺菌済み）、沸騰したお湯の中に入れて１０分くらい加熱します。

これでしっかりと密封されて殺菌もされ、常温で１年くらいは持つんだそうです。

この作業をする用の鍋は、底にラックがあってビンが底に触れないようになってるし、お湯の量も蓋よりも１インチぐらい上まで入れないといけないらしい。。。でも、自分は小さめの鍋で適当にやったので、こんなにちゃんとは出来ず。だから１０分煮たけど、ちゃんと密閉されてるのかは怪しいです（苦笑）。

という訳で、ひとつだけ試しに常温保存して、あとは冷蔵庫へ。全部早くダメになってしまったら悔しいので。。。

しかしこのジャムは甘かった！

今、日頃買って食べてるジャムが、 砂糖を使ってなくて果汁だけで甘さをプラスしてあるもので、これに慣れてるせいか、自分でつくった砂糖たっぷりのジャムは甘すぎてノドがヒリヒリしそう〜。。。

ペクチンに付いてきたレシピ通りに作ったら、すんごい砂糖の量だったのですが、、、かってに減らしたりしたらちゃんと固まらないとかって書いてあるし。。。

レシピの半量で作って、ペクチンひとパックも適当に半分入れたせいか、かたまり具合もちょっとゆるい。ちゃんと半分計るべきでした（反省）。

あとで知ったのだけど、ペクチンは、砂糖なしや、果汁を使って作る用のもあるらしく、次は絶対これでいこうと思います。

ジャムは好きだけど、やっぱり砂糖が多いのがネック。。。普通の白砂糖よりはマシかなと、今回はオーガニックの砂糖を使ってみたけど、、、自分の気休めにしかなってないな（笑）。せめてここでも”てんさい糖”が手に入ったらいいのになぁ〜。

同じファームでは、イチゴが終わったら、今度はブルーベリーが収穫時なので、来月はブルーベリーでジャム作りですっ。

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