9.13.2011

No-knead Bread にトライ

”No-knead” というのは、”こねる必要のない”という意味です。
前から聞いたことはあったけど、手で一生懸命こねなくても、簡単にできるパン生地があるそうで。

今回トライしてみたのは、
No-knead crusty white bread

King Arther Flour のウェブサイトのレシピに載ってるもので、かなり有名と思われます。
しかもこのパンは、アーティサン・ブレッドとか、カントリー・ブレッドと呼ばれる、あの外がカリッとして中はちょっともっちりしたパンです。アメリカからするとヨーロピアンなパンかな?あ、イタリアン・ブレッドともいうかな?

私もこの手のパンは好きだけど、なかなか自分で作るのは簡単ではないと思い込んでいました。
うちの近くには、本格的な日本みたいなパン屋さんが全然ないんだけど、最近はウォルマートにもこの手のパンが結構出てるし(店内のベーカリーで焼いてるんだと思う)、なかなかおいしい。よく買うけど、ひとつ3ドルくらい。これがちゃんとしたベーカリーで売ってるものだったら5ドルくらいするかも。。。

で、話はレシピに戻って、、、

まず材料はいたってシンプル。
小麦粉(しかもパン用ではなくて普通の All-purpose flour)
ぬるま湯

イースト(King Arther Flour のウェブサイトでも売ってる、”SAF” のがおすすめ)

これだけ。

作り方もシンプル。
大きな容器に全部入れて、よくかき混ぜるだけ。

ちゃんと混ざったら、これを室温で2時間発酵させて、それから冷蔵庫に移します。
冷蔵庫で最低2時間眠ったら、成形に移っていいのですが、そのまま冷蔵庫で7日保存が利くんですとー。
分量は多くて、3ローフくらいできるので、また後日、焼きたい時まで冷蔵庫に入れとけばいいんです。

食べたい時間の1時間半くらい前に冷蔵庫から出して、形にして、1時間くらい2次発酵させて、それから30分くらいオーブンで焼きます。

ただ、容器はかなり大きなものが必要で、フタはなくてもラップで覆っておけばいいんだけど、、、これを作りたいがために、King Arther Flour で売ってる便利な生地発酵用のバケツ容器を購入してしまいました(私みたいな人多いはず〜)。


↑発酵中。

だったら計算してひとつ分の生地を作っては?と思ったけど、そうすると上手く行かない可能性もありのようで。小麦粉も、King Arther Flour の小麦粉 を使わないと、ちゃんと出来ないかもしれないそうです。だいたいどこのグロサリーストアにも置いてあるはず。


 形にして、2次発酵中。


焼きたてっ!
こんなに簡単なのに、お店で売ってるパンみたい〜。(背後に忍び寄るちっちゃい手が!)

中はもっちりした感じで、ちょっと水分が多いような気もしましたが、スライスして少しトーストしてもいい感じです。

サンドイッチになったとこ↓。


計算すると、、、ローフひとつ分に50セントも材料費がかかってないくらいで経済的。
一気に3つ焼いて冷凍しておいても。

これを作っていて、日本に居る時に凝っていた、天然酵母パンを思い出した〜。
食感が似てます。でも味はやっぱり天然酵母パンの方が好きだったかも。
アメリカには”天然酵母”なるものがどうもないようで、、、いろいろ探してみたけど未だ分からず。日本からオーダーしようかなとも思ったけど、一応要冷蔵みたいだし。。。


でもとりあえず、これはなかなかいいです。
同じく ”No-knead” の生地で、シナモンロールのもあるようなので、次作ってみますね〜。





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