10.13.2011

お古の服、どうしてますか?

衣替えの季節ですねー。
といってもアメリカでは”衣替え”なんてする家庭あまりないと思うけど、、、一日の気温の差が大きいところも多いし(ここも時々そう)、一年中同じような気候のところもあるし。。。

とりあえず、私もわざわざ、夏物を収納して冬物と入れ替えて、、、ということはしません。
でも季節の変わり目にはいつも、アナのお下がりの服でとっておいたのを、クロエのために引っ張り出してきて、ということはやります。

でもとっておいたお下がり服、約5年も収納ケースに入れっぱなしだと(5歳離れてるので)、着られなくなってるものも多くて、、、いや着られないものの方が多いかな。
シミがもっと目立つようになっていたり(これは赤ちゃんの服に多いですよね〜)、ズボンのウエストに入ってるゴムが伸び切ってダメになっていたり。

そう、このゴムのせいで着られなくなるものが一番多い。パジャマとか。
そこで日本なら、今でもだいたいウエストがゴムのものって、ダメになったら交換できるように作ってあるけど、アメリカの服はそれがほとんどないのです!
日本のは下着のパンツでさえ、ゴムの”交換口”がわざわざ作ってあったりするのに。。。

アメリカのはとにかく、ゴムがそのまま縫い付けてあるものがほとんどのような気がします。
これを「糸をほどいて何とかゴムを入れられるようにできないものか」とやってみたこともあるけど、これがまた、布と布の間にゴムを挟んだ形でサージャーで端をかがってあって、さらに2列ぐらいミシンが上からかけてあって、、、としっかり縫い付けてあるので、ほどいてなんてやってられたものじゃありません。

ゴムは長持ちするものではないし、子供は成長中なのでキツくなることもある

そしたら交換できるようにする

捨てないでもっと長く着られる

というシンプルなステップが、アメリカには浸透していないと思います。

で、やっぱり安くて適当な作りに服に多いのです。エコだ、リサイクルだと言うだけは言うけど、まだまだ使い捨て社会。身近なところに再利用できるものがあるのに、気づく人は少ないと思う。

高くて丁寧な作りの服だったら、もっとゴム交換できるようになってるのかな〜?高い服は買いませんので分かんないけど、、、普通はそこまでは考えてないのかも。


そこでまた気になったことがひとつ。

日本は義務教育の中で、しっかりと家庭科の授業があって、裁縫の基本もきっちりと教えられますよねー。
一方アメリカは、、、これがまたないのです。学校によってはあるのか分からないけど、今までうちの子供たちが通ってきた学校には、家庭科の授業がありませんでした。家庭科室なんてものも存在しない。
アナは今ミドルスクールの最後の年だけど、それでもやっぱりなし。
高校に行ったらあるかというと、、、これも聞かないような。。。

アメリカ人、裁縫の得意な人はもちろんどこにでも居るけど、もしかしたら、習うチャンスがなくて、基本的な縫い物や修理の仕方なんかも知らない人が多かったりして、、、と思いました。
年配の人たちはもちろんみんな出来るだろうけど、やっぱりこれはうちで母親や祖母から学んだのかな〜。いや、昔は学校でも教えていたに違いない。
でも今のアメリカの学校教育では、家庭科などを教える時間を、時間割の中に組む余裕がなさそうです。 選択授業でもいいからやればいいのに、コンピューターのクラスなんてやる前にもっと必要だと思うけど。
今の若い世代の母親たちが、昔のようにうちで裁縫や料理の仕方を子供たちに教えるなんて、、、やるところ少ないだろうな〜。っていうか、自分もすぐに始めなきゃマズい!


と話はそれましたが、、、

着られなくなった服、出来るだけ今は他の形で使えないか考え中です。
ただサイズが合わなくてまだ状態が良ければ、人にあげるか、寄付にも持っていけるし、ヤードセールで売ることも出来るけど。
ちょこっとだけシミが出来てるとか、微妙に古いんだけどダメかなぁ〜、という服は、どうしていいものか迷ってしまいます。

これはもうダメというものは、切って端切れにして、キッチンのカウンタートップのオイル塗りなどに使ってます。


着られないけど布自体がかわいいもの、これも、例えばダメになったゴム部分などを切り落として、一応とっておきます。そのうち何かに使おうと。
いや、以前はここまでしなかったけど、ミシンをちゃんと使うようになった今ですねー、布がとってもエコであること、もったいないということが分かってきたのは。

思い出のある子供服の布で、なにか作ってまた使えたらそれもいいですよね〜。

そういえば、日本では古着のリサイクルもやってるところはあるのかな〜?
私が子供の頃は、ほら、”ちり紙交換”!新聞紙だけじゃなくて、確か古着もだったはず、トラックが廻ってきて持って行ってくれて、代わりにトイレットペーパーをくれたっけ。
なつかしい〜。着られなくなった古着のリサイクル、ぜひやって欲しい〜。




↓ランキングに参加してみました。励ましクリック頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ナチュラルライフへ

2 comments:

  1. Suzuさん、こんにちは~。
    アメリカで暮らしていると、日本の家庭科の時間って、
    とても大切な科目だったんだーって思いますよねー。(道徳の時間も)
    編み物とか、縫い物がニガテで、いつも母にヘルプしてもらっていたことを
    今頃になって後悔していま~す。

    家の場合、一人っ子だったので、古着は義理の従兄弟にあげるか、
    チャリティに寄付していました。
    思い入れのある服もあったけど、写真もあることだし、と考えて処分しました。

    ReplyDelete
  2. リセットさん、
    私も今になって、家庭科の授業にとっても感謝してますよー。厳しかったけど、日本の義務教育はよいですよね!あ〜、道徳の時間っていうのもありましたね(懐かしい〜)、アメリカでもやった方がよさそうな。

    子供服っていずれは処分しなきゃいけないですよね。妙に気に入ってたものとか、そういえばどこいったのかな〜って、自分も思い出しました。

    ReplyDelete