4.19.2012

今年のいちごジャム

2年ぐらい前から、毎年作ることになったいちごジャム。
今年はちょっと早めです。

まずは春休み中の娘2人とオリバーを連れて、近くのファームにいちごを摘みに行ってきました。
ちょうど熟した実がわんさかとついていたので、今回はとり放題という感じでした。ちょうどいい時期だったみたい。
「おっ、これはパーフェクトないちごだ」と思ってとろうとしたら、虫が食べた跡がちょっとだけある、なんていうのももったいないことに多かったのだけど、虫も熟れてるおいしいのが好きなんですねぇ。
ファームのおじさんが、無農薬で育てていると言っていたので納得です。オーガニック認定を受けるまではいってないけど、できるだけオーガニックに近い状態で育てるようにしてくれている、こっちとしても嬉しいことです。

さて、上の2人がなかなか摘むのをやめないので、気がついたらこんなに↓!


27ドルもいちごに払ったのは初めてだー(笑)。1パウンド3ドルで、9パウンドぐらいあったのかな?
まあ、”いちご代”と考えるより、子供たちにとっても楽しいし、いい経験になる”アクティビティー代”も入ってると思えば。 。。


そして帰ってから、新鮮なうちにジャムを作ることになりました。

結局このうちの、3分の2をジャム作りに使いました。あとは子供たちが食べる食べる。
何が大変って、、、一個ずつ洗ってヘタを切り取って、という下準備が〜。


一番大きな鍋に、なんとか入りきるくらい大量!
砂糖の量も控えめなレシピです。いちご6パウンドに対して、3カップ(アメリカの1カップは240ccぐらい)、あとはレモン汁を丸一個分入れました。
砂糖はオーガニックのだったので、漂白されてないためちょっと茶色がかってます。

去年の記録を見てみると、ペクチンを入れて作ってました。ペクチンを使うと、市販のゼリー状みたいに固まった感じに仕上がります。
今年はペクチンなしで作ったので、もっとこう、昔からあるホームメイドっぽいジャムになりました。味が濃い!です。
時間も、ペクチンを入れると短時間煮るだけで出来るという利点はあるけど、ペクチンに頼らないとなると、煮詰まってとろみがつくまで煮ないといけません。レシピには30分くらいと載ってたけど、私は2倍量で作ったので、やっぱり時間ももっとかかって1時間くらい煮ました。
その間、家の中がいちごジャムの甘〜い匂いでいっぱいになるけど、、、これもまた良し。

それから出来上がったらビンに詰めてフタをして、去年買ったビン詰め用の鍋の中で5分間加熱。これで冷めたら完全に密封されて、保存が利くようになります。


結局これで、ビン8本分出来上がり。一本はすでにご近所さんちにアナが持って行きました。

砂糖少なめなので、ちょっと甘さが足りないくらいで酸味もあります。
でも、甘すぎるよりはこれくらいでいいかなと。 砂糖が漂白されてないからか、ちょっとコクのある甘さ?というのか、悪くいえば、砂糖を煮詰めすぎてちょっと焦げてきたんじゃないの?みたいな風味もちょっとします。

午前中に摘んだいちごを、午後にはジャムにして、、、と丸一日これにかかって疲れたけど、楽しんでやってるからいいんです(笑)。
なにもいちごジャムをこんなに保存しなくたって、ハッキリ言って生活に困るわけではありません。なかったらなかったで食べないだろうし(他の種類のジャムもあるし)、店で買ってくれば簡単なことで、自分で作るとなると、コストも実は安くは上がりません。
でもこうやって、自分で毎年ここまでやることにとても意義があると思ってます。昔の人たちがやってきたような、暮らしの基本的な知恵や技術を、楽しみながら自分も身につけていく(ちと大げさですけど)。
子供たちにも、”食べものはすべてお店から来るもの”という風に思って欲しくないというのもあります。
それに、季節と共に暮らしてるっていう感じがあるのも良いなぁと。

ちょうど遊びに来ていたクロエの友だちが、「なんでこんなにいっぱい作ってるの〜?」って聞いてて、クロエは「冬に備えて食べものを蓄えてるんだよ〜。」だって(笑)。
なんか、冷蔵庫もない人たちみたいですな。



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