9.18.2012

3歳児とプリスクール

先週からプリスクール、無事に通い始めてます。


一回”オープンハウス”が先にあって、クラスの中や外の遊び場、先生たちにも会ってきたので、実際最初の日から戸惑うことも全然なかったみたいです。あれこれ真新しい遊び道具や、プレイグラウンドで遊ぶんだー!ということしか彼の頭の中にはなかったような。。。


正直本当は、モンテッソーリの学校に最初は行かせてみたかったんですよ。でもね、月に$400〜の料金なんて払える訳ないじゃないですか(苦笑)。

別に自分は教育熱心なママではないです。いや、全然アカデミックなことはこの年齢で教えて欲しいとも思ってません。
それよりも、自分のことや生活の中で必要なことをちょっとずつ身に付けてもらって、それぞれの季節に自然と触れ合って遊んでもらって、自分の食べるものや他の生きものに興味をもってもらって、大切にしなきゃいけないものは大切にしてもらって、、、そういうことから学んで欲しいだけです。

数や文字に興味が出てきたら、やる気がある時にやってみればいいし、絵を描いたり何かを作ってみたいときには、集中してできるような道具や環境があればいいし。凝った意味のないおもちゃなんかも与えて欲しくないし、子供の想像力を伸ばすようなシンプルな遊び道具があればそれでいい。

と、そんな感じで、必要な環境だけ与えてやって、あとは自然に子供に任せてっていう感じのやり方が、モンテッソーリ教育に近かったのですよ。 オリバーが産まれるまでは全然知らなかったんですけど。
子供たちも先生も落ち着いてて、そういうところがいいなぁと。
使ってる遊び道具や教材なんかはとてもシンプルで、でも全部木で出来てる質のいいものだったり。外には花や野菜を植えるガーデンが作ってあったり。
まあそういうのにお金がかかってるので、モンテッソーリの学校って料金が高いみたいです。

だから、行かせられないものはきっぱりとあきらめ。じゃあせめて、うちの中で似たような環境を作ってあげようと、モンテッソーリのいいところを取り入れて毎日を過ごしてるつもりなんです。


オリバーの行き始めた学校は、デイケアセンターの中にある、半日プリスクールのプログラムです。ミリタリーベースの中にあるんですね、だから軍人軍属の家族が利用します。
政府が管理しているので、悪いところは特にないと思います。カリキュラムなんかも、ちゃんと基準をみたしたものなんでしょう。馴染みのない民間のプリスクールに入れるよりは安心というか、アナも違うベースで通っていたことがあって、私も分かっているので。。。
ただこのオリバーのクラスは、人数が結構多くて、23人って言ってたかなー、先生も2〜3人いつもついてるみたいだけど、この歳ではいきなり多すぎるよな〜。。。なんかごった返してそうで、落ち着けないんじゃないかなーと。グループに分かれてアクティビティとかするのかな。
3才から5才までが一緒みたいで、まあそれは返って悪くはないと思う、上の子が下の子を助けたりするもんだし。

でも本人はとりあえず順応してるみたいです。今朝もさっそく、クラスに入ったとたん私の存在は忘れてました。。。母ちゃんは、ちとさみちい〜(笑)。今から一緒になにか始まるところだったけど、ちゃ〜んと他の子の間に入り込んで座る場所を確保し、隣の子に話しかけてました。
まあでもいいことですな、3人目だからなのか?3歳にしてはしっかりしてるし人怖じしないし、手もあまりかからない子かもなぁ、そういえば。


上のふたりのときは、3歳ぐらいになったら学校へ入れた方がいいんだと思っていたけれど、今は別にまだ必要でもないと思ってます。
その子の性質にもよりますよね、行きたくないような子なら、まだ準備が出来てないんだから行かなくていいと思う。オリバーみたいに、本人が行きたいのなら行かせればいいし。
このぐらいの歳は、まだまだ家庭内での生活が基本であって、団体生活に慣れさせる必要はないと思う。

ただ、うちにおじいちゃんおばあちゃんが一緒に住んでいたり、近くに親戚もいていつも交流があったり、家族のような付き合いをしている友人たちがいるのであれば理想的。なおさら学校に行かせなくてもいい環境にあると思う。そんな環境なら、子供はいろんなことを自然に学ぶから。
でも、今のうちみたいに核家族で、ほかの家族や親戚からは離れていて滅多に会えないし、 親しい付き合いをしている人たちもそんなにいない。要するに、家庭内での人との交流が少ないから、やっぱり外で人と触れ合う機会が必要になってくる(オリバーの場合は上にふたり兄弟がいたのはまだよかった)。
だからみんな、早く学校に入れようと急ぐんでしょうね〜、今の時代って。親もみんな忙しいからなぁ。
自分が小さかった頃は、祖父母も一緒に住んでて、親戚がまわりにはたくさんいて、近所の親や子供もみんないつも一緒だった。そんな中でのびのびと育って、自分もそれが楽しかったし暖かい環境だったなと、、、今になって分かります。


さて、
本人にとっては週2日じゃ物足りないくらいみたいだけど、、、実際つれて帰る頃には結構疲れてます。朝起きるのも早いので。
それで帰ってから、速攻昼寝をしてくれたときにはもう私としては、さらに「うっしっしっ」ですけどね(笑)。


それと一応カタチからと、小さい子サイズのバックパックも買ってあげました。何も持っていくものないし、別に要らないんですが。。。
これが結構かわいくてよく出来てます。興味のある方はコチラに(アマゾンがもっと安いかも)。このしっかりした作りでこの値段はいいと思う。
種類が多すぎてかな〜り迷います(うちのは赤いキツネ)。 しかも、素材もちょっとエコなんですって、こういうありがちな素材にはいつも入ってる有害物質が、これには入ってないんだそうです。最近こういうのも多くなりましたね。確かに、いかにも合成素材みたいな、ナイロンみたいな、、、あのいやな匂いがないような気がする〜。

というわけで、
新たなスタートも一段落というか、うちにはもうベイビーはおらんのねぇ、、、と、”子供はいつまでも子供ではないのだ”と実感する日々なのでした。



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2 comments:

  1. はじめまして。2年前テキサスのダラス近郊に住んでいたころのことですが、私も子供をモンテッソリのデイケアに入れようと思って、オープンハウス以外の日に、飛び込みで案内をお願いしたことがあります。園長先生が直々園内を案内してくれて、外のプレイグランドに移動するため、重い扉を開けたとたん、外に一人取り残された3歳児が、建物の中に入れず、泣き崩れている姿が目に入りました。担任の先生は気がつかないまま外への扉の鍵を閉め、その他の子供達と一緒に部屋に戻ってしまったのです。何分、何時間その子供は外で放置されていたのか?夏のダラスの気温は、毎日100度を超えるので、恐ろしくなって早々にそのモンテッソリから退散しました。アカデミックだけじゃないですよ。本当に子供の安全を考えている人が働いているかどうか、とっても大切だと思います。

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    1. はじめまして!コメントありがとうございます。
      いやー、私も読んでいてびっくりしました。そんなことがあったんですか。モンテッソーリの学校だからって、安全性についても信用ができる、とは限らないですよね。こういうことは、やっぱりそれぞれの学校で働いてる人次第というわけですね。
      モンテッソーリの学校も、大きいところから個人がやってる小さいところまであるみたいですけど、3歳児を一人外に置き去りにしておいて気づかなかったなんて(しかもテキサスの夏!)、、、これはただ事ではないですね!
      この体験を教えてくださってありがとうございます。一番大事なのはこういうことですよね、あらためて考えさせられました。

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